2013年01月21日

世界地図を見てみました

アルジェリアとマリの位置関係を中学生に教えようとして、ふと気になったことがあります。

それは地図の色分けです!

ウチの塾には色んな地図があるのですが、今日使ったのは大きなメルカトル図法の日本製の地図と巨大なフランス製の地図。

最初は社会担当のマネージャーが。。。

>どうして赤や黄、緑とかになってるんだろう?植民地とかの繋がりなのかなぁ?

って言いだしたからなのです。でも、それぞれの国にそう言う繋がりは見つからず、言語や気候も関係なさそうでした。
では、フランス製の地図と較べてみたらどうなんだろう?
中学生に手伝ってもらって、両方を広げてみたら、まったく関係なかったちっ、ちっ、ちっ

あれこれとネットで調べてみたら、国境線が隣り合った国同士は違う色にする。との規定があるそうです双葉
色の指定はなく、ある程度の関連付けはそれぞれの出版社で異なるみたい。。。
フランスの地図は緑のグラデーションがシックで落ち着いた感じ、日本の地図はピンクや黄色で活き活きしていました。

瞳の色が違うと見える色が微妙に違うから、色んな国で出版されている写真集も色が微妙に違うって話を思い出しました。

とっても暗いアルジェリアの悲しいお話から、地図の不思議に流れていったひと時でした。  

Posted by Jackie  at 23:14Comments(2)学習

2013年01月20日

すこぅし暖かい^^

寒い日が続きますね~雪
暦では今日は大寒!
でも、日差しは穏やかです晴れ

ウザギ小春日和ウザギ

日本語はその響きが優しくて大好きですニコニコ
その中でも小春日和って、気持がほんわかしてくるから大好きです天使

英語ではIndian Summer!
始めてこの言葉を耳にしたのは中学生の時。気持がウキウキするような響きだったと記憶しています。

言葉って、口に出すと気持が弾んだり、しずんだり。。。。
だから、口から出る時にはできるだけ優しい言葉になるように気をつけたいです天使


そろそろ梅や水仙を見に行きたい。。。そんな日曜日りんご  

Posted by Jackie  at 16:12Comments(0)癒し

2013年01月18日

体罰問題

大阪の市立高校で大変痛ましい事件が起こりました。
部活の顧問による体罰を苦にしたキャプテンが自らの命を絶ってしまった。。。

基本的に私は体罰は反対です。
でも、真剣に指導している時に、思わず手が出てしまった。。。ということはありうることかもしれません。

体罰を受けた子どもは、痛いし、情けないし、それが人前であれば恥ずかしいし。。。口惜しいし。。。
いろんな感情を持つと思います。
でも、もしそれが指導だと言うのであれば、そこに信頼関係があるのであれば、それらの感情を持って尚、彼らは納得すると思います。
命を絶ってしまうほどの苦痛があったということは、そこには信頼関係はなかったのでしょう。
これはいきすぎた指導の常軌を逸した体罰というのではなく、ただの暴行だと思います。

対子どもの閉鎖された空間ではおいおい、指導者は我こそが一番偉いのだと、全てのことは我が意のもととの錯覚に陥りがちです。例え小さな子ども相手でも、常に学ぶことはあるのですが、そこを忘れてしまいがちです。
子どもとかかわる以上、常に我が身を振り返るそういう姿勢も必要なのでは?
真剣に指導するからこそ、自分もそこから進歩しつづけなくては!



そして、この事件に関しての対処もまた私は納得できません。

全部活動の禁止。
そうすることのメリットがわからないのです。
部活動を禁止することがただ臭いものにふたをして、反省しているというポーズを取ってるだけの様に感じられます。
たくさんの反省すべき点がその現場の大人たちにはあると思いますが、部活動を禁止することで問題がすりかえられてしまうのではないでしょうか?

大阪市長がこの学校の体育科の入試の取りやめを指示しているとの報道がありました。
彼の主張している根深い問題はわかります。そのためにかなり踏み込んだ改革が必要なのもわかります。
でも、問題があるから入試を取り止めにすると、そこを目指して今まで努力してきた子ども達はどうなるのでしょう?
自分の能力が足りないからそこに進学できないのではなく、暴行問題を犯した指導者、それを止められなかった周りの大人たちのために3年間の努力がきえてしまうのです。
そんなに簡単に大切なことを決定すべきではないと思います。

同じことが起こらないために、厳しく監視し、指導して行く責任は教育委員会にはあると思います。
それはそれで、子ども達にこれ以上の動揺を与えないようにしてもらいたいと思います。  

Posted by Jackie  at 14:46Comments(5)

2013年01月08日

平和な世界になりますように

本平和な時には子が父の葬いをする。しかし戦いとなれば父が子を葬らねばならぬ    ヘロドトス本

未だ内戦収まらぬシリアでは死者が6万人を超えたと国連が発表した。
戦火はもうすぐ2年におよぶ。
自らの治世の失敗認めることができず、その保身のために力で抑え込もうとする愚者のためにたくさんの子どもや若者の大切な未来がとだえてしまいました。

今日、体調がすぐれず、家で過ごしていた時に読んだ天声人語で見つけた悲しい数字です。
穏やかに初春の1日を過ごしている自分の境遇に感謝します。
そして、1日も早く、遠くシリアの地でも平和が訪れることを祈ります。

人間にはもともと闘争本能があり、縄張り意識もあると思います。
だから、ある程度の争いはあるのかもしれません。
それでも、人間には理性があるのだから、惨劇になる前に自らを省みることもできるはずです。

自らを振り返って、では、いつも自分の非を認めて、ちゃんと謝っていられるのか?
と、自問すれば、はなはだ怪しいものです。
きちんと謝ることの出来る人間でいたいものです。
相手の思いを尊重し、きちんと認めることが大切だと。。。

今年の私の目標に、そのことをプラスします。


ひとりひとりがその心でいれば、世界中に平和の花が咲くのではないのかしら花まる
子どもを亡くして涙する人が少なくなりますように。。。ピカピカ  

Posted by Jackie  at 20:00Comments(2)