2010年07月14日

企業内の公用語を英語に

楽天、ユニクロと企業内公用語を英語にと言う動きがありますね。
ただ、グローバル化を目的とするとかそんな単純なものではないと思います。

EU内での経済自由化に伴い、イギリス国内でイギリス人の就職が難しくなってきているとの報告もあります。
他のEU諸国の人がイギリスで職を探す時、イギリス人よりも有利になることが多いのです。
今のEUでは英語を話せるは常識となっており、最低でも2ヶ国語を操れる人が大勢を占めている中、その必要性を感じていなかったイギリス人は言語の点で遅れを撮っているとか・・・
もちろん、ただ英語を話せるだけではいつかは淘汰されることでしょう。
仕事をしていくのに必要なスキル、コミュニケーション能力、知識がないのにただ言葉がしゃべれるというだけでは・・・
でも、ファーストステップとしては有利に働くことは否めないと思います。

今日、世界の中の距離感はとても縮まってきています。
だからこそ、思い切った改革を・・・と思われたこれらの企業のトップの考え方にも一理あると思います。  

Posted by Jackie  at 00:44Comments(0)